抗がん治療の効果を調査

乳がん治療

EC治療後のタキサン治療(ドセタキセルやパクリタキセル)+抗HER2治療(トラスツマブ(ハーセプチン)やペルツブマブ(パージェスタ))の効果について医学論文から調査しました。

エンジョーイイT
エンジョーイイT

モチベーションは、妻のEC治療後の次の治療に関して、エビデンスをもとに理解したい。

ただ、それだけです。

結果

JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGYに色々な情報が掲載されておりましたので、抜粋して整理してみました。

化学療法 タキサン療法抗HER2治療抗HER2治療DFS [%]OS
[%]
EC エピルビシン+シクロホスファミド73.286.7
EC エピルビシン+シクロホスファミドドセタキセル78.490.7
AC アドリアシン+シクロホスファミドパクリタキセル73.785.6
AC アドリアシン+シクロホスファミドパクリタキセルトラスツマブ
(ハーセプチン)
85.791.4
EC エピルビシン+シクロホスファミドドセタキセル or パクリタキセルトラスツマブ
(ハーセプチン)
88.293.9
EC エピルビシン+シクロホスファミドドセタキセル or パクリタキセルトラスツマブ
(ハーセプチン)
ペルツブマブ
(パージェスタ)
91.294.8

語句の意味

OS (Overall Survival):全生存率、単に生死を評価する場合

DFS (Disease-Free Survival):無病生存率、疾患がない状態での生存を評価する場合

PFS (Progression-Free Survival):無憎悪生存率、腫瘍の増悪がない状態での生存を評価する場合

調査に用いた文献

Googleで以下のようなキーワードを日本語、英語を駆使して調べていくと以下のいくつかの論文と出会うことができました。

「EC治療」、「タキサン治療(ドセタキセル or パクリタキセル)」、「トラスツマブ」、「ペルツブマブ」ここら辺が検索のためのキーワードとなります。

見つかった代表的な論文が以下です。

  • Sequential Adjuvant Epirubicin-Based and Docetaxel Chemotherapy for Node-Positive Breast Cancer Patients: The FNCLCC PACS 01 Trial, JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY, VOLUME 24, NUMBER 36, DECEMBER 20, 2006
  • Four-Year Follow-Up of Trastuzumab Plus Adjuvant Chemotherapy for Operable Human Epidermal Growth Factor Receptor 2–Positive Breast Cancer: Joint Analysis of Data From NCCTG N9831 and NSABP B-31, JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY, VOLUME 29, NUMBER 25, SEPTEMBER 1, 2011.
  • Adjuvant Pertuzumab and Trastuzumab in Early HER2-Positive Breast Cancer in the APHINITY Trial: 6 Years’ Follow-Up, Journal of Clinical Oncology, 1448 Volume 39, Issue 13, 2021.
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Chat GPTに依頼

もっと簡単な方法としてChat GPTの利用があると思います。そこで使ってみましたが、欲しい情報にたどり着けることができませんでした。

ただ、生成AIは使うともっと楽に検索やデータまとめなどができると思いますので、私のスキル向上が必要不可欠と思っています。

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