妻が抗がん剤治療を開始して3週間目。発熱性好中球減少症(Febrile Neutropenia)になった。

サバイバーT
抗がん剤治療では、統計的には20%ぐらいの確率でなってしまうらしい。
発熱性好中球減少症とは?
抗がん薬に見られる副作用とのこと。白血球が減少し、白血球に含まれる好中球も減少するため、様々な感染症にかかりやすくなる。
抗がん薬の投与の影響
抗がん薬を投与して、7~14日目に最も好中球が少なくなる。つまり、2-3週間目に症状が出る人は出てしまう。
好中球の作用
好中球は、細菌やウィルスのような病原体を見つけ、体内に取り込みます。その取り込んだ、病原体を食べ、好中球は病原体を消化します。
その後、他の細胞から食べられたり、膿になって体の外へ排出します。
抗がん薬の影響
影響を受けやすい細胞骨髄中の造血細胞
- 白血球(好中球)・赤血球・血小板
- 消化管(口、口腔、食道、胃および腸)の粘膜
- 生殖器(卵巣や睾丸)
- 毛根(髪の毛)など
体の状態と好中球と白血球の関係
好中球 (個/μL) | 白血球 (個/μL) | |
健康な人 | 2,500~6,000 | 4,000~9,000 |
好中球減少症 | ~2,000 | 3,000 |
感染症に注意が必要 | 1,000~1,499 | 2,000~4,000 |
感染症に十分な注意が必要 | 500~999 | 1,000~2,000 |
感染症に厳重な注意が必要 | ~500 | ~1,000 |
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